立場の違いを超えて、
一緒に成長できる仲間と共に。
- 先輩社員クロストーク
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重栖 直人
2009年入社
製造本部本社工場鍍線課 -
尾崎 祐也
2003年入社
日亜企業株式会社出向 工長 -
清水 悠司
2011年入社
関係会社本部 掛長 -
南 良太
2007年入社
製造本部生産業務部業務課 工長
いま振り返る、私たちの新人時代
まず皆さんの入社のきっかけと、今たずさわっているお仕事について教えてください。
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尾崎
- 私は高校まで野球ひと筋だったので、野球部に入りたかったというのが一番の理由です。当社の野球部にはAチームとBチームがあり、共に全国大会優勝経験があるチームです。Aチームに所属していた頃は、昼休みも終業後も週末も野球で、休みはなかったですね。32歳で野球部を引退して、現在は日亜鋼業の子会社に出向して工長を務めています。
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南
- 私は高校の進路担当の先生に勧められたのがきっかけです。今担当しているのは、本社工場の加工課でできた製品の保管と出荷ですね。工長として第2倉庫を管轄しています。
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清水
- 私は外国語大卒なのですが、ちょうど入社の前年にタイで合弁会社を設立する話があり、英語を使える人材が求められていたタイミングでした。今は海外のみならず国内の関係会社とのやりとりも担当しています。
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重栖
- 私は、通っていた専門学校の卒業生が2名、前年度に経理として採用されていたため、学校経由で入社のお誘いを受けました。担当は工場の生産管理です。前日に完成した製品を集計して、進捗や規格外品の発生率を把握し、それを社内資料として共有するのが仕事です。
新人時代の思い出を教えていただけますか?
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南
- 入社後すぐに第2倉庫に配属されたんですが、そこは人手が少なくて、新人で右も左もわからない時期に、1個1個の作業を覚えつつ、早く正確に回す必要に迫られて、毎日必死でした。当時は残業も多かったですし……。でもその時期があったから早く仕事を覚えられたし、自分の対応力も鍛えられたなと思っています。
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清水
- いきなりハードなところに放り込まれたのは私も同じ(笑)。英語はある程度勉強していましたが、そもそも製造業を理解していない中で、山ほどある専門用語を一から覚えないといけなくて……。担当できるのは上司と私の2人だけでしたが、その上司が経験豊富だったので、つきっきりで教えてもらいました。私が入社した当時、上司はすでに定年間近だったので、2~3年しか一緒には働けなかったのですが、間近でノウハウを引き継がせてもらえて本当によかったと思っています。
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重栖
- 私は最初に配属されたのが、管理本部の経理。専門学校時代は、簿記は「資格を取るための勉強」ぐらいにしか思っていませんでしたが、実際に会社に入ってみると、新人でも財務分析やレポート作成を命じられます。そういう実地での経験がなかったので、最初は困りましたね。資料提出の締め切りも決まっている中で、全国の営業所に電話をかけて、今月のデータがこうなのは何が要因なんですか?って聞くのもプレッシャーでした。ただ私についてくれた先輩が親切に手取り足取り教えてくれたので、随分助けられましたね。
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尾崎
- 私は野球と仕事の両立が大変でした。でも野球部以外の人の話を聞いていると、社歴の浅い人でも大きな仕事を任されるというのは社風としてあるかもしれませんね。
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清水
- 部署によっても違うと思いますが、私は入社1年目から、海外企業との合弁という大きいプロジェクトに関わらせてもらったのは貴重な経験でした。
会社をあげて「働きやすい環境づくり」を推進中
今は中堅になられた皆さん、後輩を育てる立場でどんなことを心がけていますか?
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尾崎
- 現場を5人で回しているのですが、朝のミーティングでちゃんと全員と言葉を交わすようにしています。今は子会社へ出向という形で働いているので、所属の違うメンバーも一緒に束ねていく上では気を使うこともありますね。
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南
- 今の職場には後輩が4人いますが、まずは自分で考えてやらせてみて、どう感じたか聞いて、観点がズレている時は指摘します。手間はかかりますが、本当に腹落ちして理解するには必要なプロセスだと思うんです。
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清水
- 私の場合、担当業務は違いますが、操業改善に取り組む技術員の新人が部署にどんどん入ってきています。最近はスマホ育ちでパソコンやエクセルは苦手という人が多いので教えてあげたりするんですが、そういう時の話し方には気をつけています。やったことないなら分からないは当然ですし、頭ごなしに怒られながらやっても頭に入らないですからね。
皆さんは組合活動もされているそうですね。最近ではどんな成果がありましたか?
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尾崎
- ここ数年は給与も上がって、以前と比べれば定着率が上がっています。年齢層でいうと、社内でも組合でも私たち30代が中心になって頑張っている感じですね。あとは最近、定年が延長されて、65歳まで正社員で働けるようになりました。
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南
- 就業時間の短縮もありましたね。年間1944時間だったのが1900時間を切るようにしましょうということで、鉄鋼業界の中でもかなり優位な水準まで短縮されました。たとえば今まで8時から17時まで仕事をしていたのが、16時50分までになりました。
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尾崎
- 最近は会社側が私たち社員にすごく歩み寄ってくれていると感じます。
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重栖
- 昔に比べると、最近は「こういう提案をしたら、会社も耳を傾けて改善してくれるんじゃないか」という前向きな気持ちが社内に生まれている気がします。自分たちの働く環境を自分たちで良くしていこうって意識が上がっているんでしょうね。
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清水
- 自分にとっても、組合活動を始めたことでいろんな部署の方と連携したり、会話する機会が増えたのが良かったなと思っています。普段は事務方で担当業務もひとりでこなしているので、とくに現場の人とは話す機会がなかったんですよね。
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尾崎
- 福利厚生が充実して住宅手当も上がりましたし、寮費はさらに安くなったので、遠方から入社される人には便利だと思いますよ。寮は西宮北口の立地に恵まれたマンションなんですが、朝夕の食事もつくので生活費はかなり抑えられると思います。結婚したら寮は出なくてはなりませんが、世帯用の社宅があって、こちらも広々としています。
頑張る人が評価されるのが日亜鋼業らしさ
これから入社する人たちに伝えたいことは?
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南
- 周囲とのコミュニケーションを大切にしてほしいですね。今の若い世代は全体的におとなしく受け身な印象ですが、自分から一歩踏み出して上の人と積極的に関わってほしいと思います。
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清水
- 心を開いて、わいわいディスカッションできるような関係が望ましいですよね。日亜鋼業は事務方でも現場でも人情味のある人が多くて、ざっくばらんに話せる空気があるので、物おじせずに懐に飛び込んできてほしいです。
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重栖
- うちの部署はかなり年上の人も多いですが、相手の話をちゃんと聞いて受け止める素直さのある人は、年齢差も関係なくすぐに溶け込めると思います。
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南
- あとは仕事面では安全第一。それと「やる気」に尽きるんじゃないでしょうか。自分が新人の頃は、同じ仕事を担当してきた歴代の人の中で1番になりたいと思っていました。なんでもいいので自分が「ここ」と決めたもので1番になってやるって気概を持つことが大事だと思います。
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尾崎
- 「工場長になりたい」とか、自分なりの目標立てて仕事をした方が、モチベーションは上がりますよね。配属された部署の上司を超えてやろう、っていうのでもいいと思います。頑張った人はちゃんと評価される環境だと思うので、ぜひ私たちと一緒に成長していきましょう。